DLsiteで『雪音の仇討ち物語』を購入し、最後までクリアしました。
公式の想定プレイ時間は3~5時間ですが、私の場合はHイベントをこまめに回収しながら進めて約7時間。
最終的に確認できたHイベントは40個ありました。
RPGとしてはかなりライトな作りですが、そのぶんストーリーや成人向けイベントまでテンポよく進められます。
この記事では、実際にクリアまで遊んで感じた良かったところ・気になったところを中心に、『雪音の仇討ち物語』がどんな人に向いている作品なのか紹介します。
※本記事は実際に購入・プレイしたうえでの感想です。価格・配信状況などは変更される場合があるため、最新情報はDLsite公式ページをご確認ください。
DLsiteで『雪音の仇討ち物語』を確認する↓
『雪音の仇討ち物語』の基本情報

『雪音の仇討ち物語』は、故郷を襲った者たちへの復讐を目的に旅をする雪音を主人公とした成人向けRPGです。
公式情報では、主な仕様として以下が案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 想定プレイ時間 | 3~5時間 |
| 私のクリア時間 | 約7時間 |
| 基本HCG | 40枚 |
| CG差分 | 200枚以上 |
| Hシーン | フルボイス |
| エンディング | 分岐あり |
| 回想部屋 | あり |
| 回想全開放 | あり |
| 実際に確認したHイベント | 40個 |
私の場合は、Hイベントを見つけるたびに回収しながら遊んでいたので、公式想定より長くかかりました。
ストーリーだけを追っていけば3~5時間程度でも進められそうですが、寄り道しながら遊ぶともう少し長く楽しめます。
主な登場キャラクター
本作では主人公の雪音を中心に、氷雨・蛍・なずなといったキャラクターが登場します。
主人公だけに出番が集中するというより、それぞれにストーリー上の役割が用意されているのも良かったところです。
雪音

本作の主人公。
雪女一族の生き残りで、故郷と仲間を失ったことをきっかけに復讐を決意します。
2年間修行を続けたあと、仇を追う旅に出るところから物語が始まります。
復讐が大きな目的ではありますが、旅を続けるなかで雪音自身の考え方にも少しずつ変化が見られます。
なずな

城下町で活動している行商人。
柔らかい雰囲気で人懐っこく、雪音の旅を支えてくれる存在です。
一見するとマイペースですが、物事を現実的に考えるしっかりした部分もあり、復讐を目指す雪音とはまた違った立場から物語に関わります。
氷雨

雪音の姉であり、かつて一族でも有数の実力を持っていた剣士。
2年前の襲撃で敗北して以降、物語開始時点では雪音とは別の立場に置かれています。
雪音との関係も含めて、ストーリーの重要な部分に関わるキャラクターです。
蛍

陰陽院に所属する炎術師で、雪女の里を襲った側の一人。
最初は明確に敵側の人物として登場しますが、物語を進めていくと彼女自身の事情が分かってきます。
個人的には4人の中で蛍が一番好きでした。
感情をあまり表に出さず淡々としているものの、実際の人柄を知ると印象がかなり変わります。
単純な悪役として描かれていないところも良かったですね。
Hイベントは40個。フルボイス+CG差分も豊富
この作品で特に印象に残ったのが、成人向けイベントのボリュームです。
実際にクリアまで遊んで確認できたHイベントは40個。
公式情報でも、
- 基本HCG40枚
- 差分込み200枚以上
- Hシーンフルボイス
となっています。
CG自体が常にアニメーションして動くタイプの作品ではありませんが、一つのイベントでも数枚程度の画像差分が用意されているため、場面の変化は感じやすかったです。
また、Hシーンでは女性キャラクターにしっかりボイスが付いています。
イベント数が多いうえ、主人公以外のキャラクターにもイベントがあるため、最後まで遊んでも「成人向け部分が少ない」という印象はありませんでした。

Hイベントの発生方法も一種類ではない
Hイベントは、単純にストーリーを進めるだけで全部見られるわけではありません。
いくつか発生方法が用意されています。
代表的なのが、ハートマークの付いた敵です。
マップ上では青い人魂のような姿で表示されており、対象となる敵には分かりやすくハートマークが付いています。
その敵との戦闘で敗北すると、専用イベントが発生します。
また、ボス戦にも敗北時のイベントがあります。
それ以外にも、会話中に表示される♡付きの選択肢を選ぶことで発生するものや、ストーリー進行そのものに組み込まれたイベントもありました。
そのため、
「とにかく敵に負ければいい」
という単純な作りではありません。
ゲームを進めながらイベントを探していく楽しさも多少残されています。
「自決毒」と敗北後の復帰仕様がかなり便利
敗北イベントの回収で便利だったのが、自決毒というアイテムです。
戦闘中に使用すると意図的に戦闘不能になれるため、
「この敵の敗北イベントを見たい」
というときに簡単に条件を満たせます。
さらに良かったのが、イベントを見たあとです。
敗北しても通常のゲームオーバーにはならず、イベント終了後に復帰してそのままゲームを続けられます。
そのため、
対象の敵と戦う
→自決毒を使う
→敗北イベントを見る
→そのまま冒険を再開
という流れで回収できます。
敗北イベントを見るたびにセーブ地点からやり直す必要がないので、これはかなり楽でした。
本作はこうした部分まで含めて、イベント回収で余計な手間がかからないように作られています。
Hシーンは多いが、展開にはやや似たパターンもある
イベント数については満足でしたが、少し気になった部分もあります。
それが、Hシーンの流れが似ている場面が多いことです。
登場する相手やシチュエーションには違いがありますが、40個すべてが全く異なる方向性というわけではありません。
イベントを続けて見ていると、
「またこの流れに近いな」
と感じることはありました。
ボイスの演技についても、かなり激しめで癖のあるタイプが多いです。
いわゆる「おほ声」系が好きな人には刺さると思いますが、私はそこまで好みではないので、同じ方向性が続くと少しくどく感じました。
このあたりは、かなり好みが分かれるポイントだと思います。
ただ、シチュエーション自体には人間だけでなく妖怪なども登場するため、相手まで全部同じというわけではありません。
イベントの量は多い一方、展開の型には多少似た部分がある。
ここは購入前に知っておいてもいいところです。
RPG部分はかなりライト
戦闘部分については、本格的なRPGを期待すると物足りないと思います。
私が遊んだ印象では、
- 難しい戦術を考える
- 長時間レベル上げをする
- 装備構成を細かく研究する
- 強敵を何度もやり直して攻略する
といった部分を楽しむ作品ではありません。
あくまで、ストーリーやイベントを進めるためのRPG部分という印象です。
ただ、この作品についてはそれで良かったと思います。
成人向けイベントを見ることが主目的なのに、戦闘で何時間も足止めされたらテンポが悪くなってしまいます。
本格RPGとしては軽いものの、成人向けRPGとしてはサクサク進めやすい。
ゲーム部分については、このくらいの位置付けで考えるのがちょうどいいです。
ストーリーは復讐劇だが、重苦しいだけではない
物語の中心にあるのは雪音の仇討ちです。
そのため本筋はシリアス寄り。
ただし、ずっと暗い雰囲気だけで進む作品ではありません。
コミカルな場面も入っていますし、旅を通して雪音自身が変わっていく部分も描かれています。
ストーリーそのものについては、個人的には普通に楽しめたくらいの評価です。
物語だけを目的に購入するほど強く印象に残ったわけではありませんが、成人向けイベントを見るためだけに最低限のストーリーを付けた作品、というほど薄くもありません。
蛍のように、最初の印象と事情を知ったあとの印象が変わるキャラクターもいて、最後まで物語を追う楽しさはありました。
クリア後は回想部屋からHシーンを見返せる
エンディング到達後には回想部屋が解放されます。
ここでは、それまでに見たHシーンをあとから見返せます。
40個もイベントがあるため、この機能はかなりうれしいところ。
「あのシーンをもう一度見たい」
と思っても、同じ場所までゲームを進め直す必要がありません。
さらに、回想には全開放スイッチも用意されています。
自力でイベントを集めたい人は普通に回収できますし、取り逃したイベントのために最初からやり直したくない人にも配慮されています。
一度クリアしたあとも見返しやすいのは、成人向け作品としてかなり便利でした。
『雪音の仇討ち物語』が合いそうな人
実際に最後まで遊んでみて、この作品は特に次のような人と相性が良いと思いました。
- Hイベントの数を重視したい
- フルボイスの作品が好き
- CG差分もしっかり欲しい
- 敗北系のイベントが好き
- RPG部分は難しくなくてもいい
- イベント回収に時間を取られたくない
- クリア後に好きなシーンを見返したい
逆に、戦闘や育成そのものをじっくり楽しみたい本格RPG好きには、ゲーム部分が少し物足りないと思います。
また、Hイベントの展開に毎回大きな変化を求める人も、多少似た流れが続く点は気になるかもしれません。
まとめ|40個のHイベントをテンポよく楽しめる成人向けRPG
『雪音の仇討ち物語』をクリアまで遊んでみて、個人的に一番良かったのはHイベントのボリュームと遊びやすさのバランスでした。
実際に確認できたHイベントは40個。
フルボイスに加えてCG差分も豊富で、自決毒や敗北後の復帰仕様のおかげでイベント回収にも手間がかかりません。
一方で、Hシーンの展開には似たパターンもあり、RPG部分もかなりライトです。
そのため、
本格的なRPGを遊びたい人向けというより、ゲームをサクサク進めながら成人向けイベントをたっぷり楽しみたい人向けの作品
というのが、クリア後の感想です。
公式想定は3~5時間でしたが、私はイベントを回収しながら約7時間楽しめました。
Hイベントの量を重視して成人向けRPGを探しているなら、候補に入れてみてもいいと思います。
DLsiteで『雪音の仇討ち物語』を確認する↓

